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日々気付いたことをブログで残しています。行き当たりばったりです。

SQL書き方ドリル付録ソフト「SQUAT」をMacで動かすには

SQL書き方ドリルを買ってみた

さて、お久しぶりのエントリーです。

最近プログラミングの学校に通い始め、Javaを使ったAndroidアプリ制作を目標に勉強中です。
で、手始めにSQLの基本を勉強しているのですが。

手を動かさないと覚えられないなーと感じたので、学校での勉強にくわえて購入したのが以下の「改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル」。

基本的なSQLの書き方を覚えていくための本で、ネコがかわいいのでわかりやすそうな文章と構成だったので購入してみました。

改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

 

なお、版を重ねて内容、ソフトウェアともに修正なども重ねていますので、公式Webのお詫びと訂正をチェックされることをおすすめいたします。

サポートページ:改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル:|技術評論社

 

Amazonレビューで多く指摘されている、付属ソフトで「問題文通りにやっても採点で×になる」問題は、第6刷で訂正されているようです。また、訂正PDFも配布されていますので、第5刷以前の方はダウンロードすると良いでしょう。

(問題文には「××(列名)を取り出しなさい」のみが書かれているが、ソフトは「××(列名)AS ○○(別名)」と答えないと正解とならない、という問題)

第6刷での修正

  • 第2章,第3章の下記の練習問題で,問題文に別名を付したPDFを掲載します。
  • 第2章
    その4 練習問題(第1問〜第5問),その5練習問題(第4〜第5問),その10 練習問題(第4問〜第5問),その11 練習問題(第4問〜第5問),その12 練習問題(第4問〜第5問),その13 練習問題(第4問〜第5問),その14 練習問題(第5問),その15 練習問題(第4問〜第5問)
  • 第3章
    その1 練習問題(第4問),その4 練習問題(第5問),その5 練習問題(第4問)
  • 第5章
    想定する実行結果を掲載した問題文のPDFを掲載します。

ダウンロード用PDF

 

付属の反復学習ソフト「SQUAT」はMacもOK!

さて、この本にはタイトル通り反復学習ソフト「SQUAT」が付属しており、練習問題のSQLを実際に打ち込みしながら覚えていくことができます。

紙の書籍では命令したい内容を考えながらSQLを「書く」ことで覚えていく構成なので本だけでも十分。なのですが、実際のSQLはキーボードを叩いてナンボ。
実際に打ち込みしながら覚えていくソフトはありがたいですよね。

実はこのソフト、本来Windows用なのですが、ちょっとした工夫でMacで動かすことも可能なのです。
参考にさせていただいたのが以下。

私はMac環境なので、慣れ親しんだOSで動くのはとてもありがたいTipsです。

 

SQUAT」をMacで使用するには

上記と同じ内容ですが、ここではキャプチャ付で方法をご紹介しておきますので、付属ソフトがWin専用かぁ……とネックになっていた方はぜひ試してみてください(自己責任で)。

ちなみに、試した環境はMac OS 10.8.5です。(いい加減新しくしたいわぁ……)

01 CD-ROMからフォルダをコピーする

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付属CD-ROMを開き、収録内容を任意のフォルダにコピーします。ソフトだけ欲しい方は、「SQUAT_APP」フォルダをコピーしてください。

 

02 ソフトウェアファイルを解凍

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SQUAT_APPフォルダ内のzipファイルを解凍しておきましょう。

Win版と同じ方法では動きません

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なお、Windows版ではstartup.datをダブルクリックしてインストールしますが、Macではできませんのでご注意を。

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Macでは、ただsquat.jarファイルをクリックしても起動できません。

 

03 ターミナルでコマンド入力し、起動する

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Macのターミナルを開き、以下のようなコマンドを入力します。
(ターミナルについてわからない方はググってみてくださいね)
以下は書類(Documents)フォルダ内の「プログラム関係」というフォルダにインストールした例で、SQUATのバージョンは1.0.1です。

 

cd Documents/プログラム関係/SQUAT_APP/squat-1.0.1
java -cp data:squat.jar jp.towersquest.squat.Main

 

すると、squat.jarが起動し、以下の画面が表示されます。

ユーザー名を入力する

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最初に起動した際は、新規ユーザー名を入力します。今後ソフトウェアを使う際に入力するアカウント名を適当に入力しましょう。

ユーザー名を登録する

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新規ユーザー名を入力したら、「yes」をクリックして登録します。

SQUATソフトウェアが起動する

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これで、SQUATソフトウェアが起動しました!

04 ドリル問題文を読み込む

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SQUATを起動したら、解説書の問題文を読み込みましょう。

最新のexercise.xmlか確認を

問題文はCD-ROMに収録されていますが、第5刷以前をお持ちの場合は、公式Webサイトのお詫びと訂正にて最新のexercise.xmlをダウンロードしておきましょう。
\squat-1.0.1\data\drill内にあるexercise.xmlと差替えてご使用ください。

なお、2014年6月9日更新のお詫びと訂正にて、「現在は,第8刷が流通しており,第6刷以前のものは基本的に処分してあります。」とありますが、筆者が2015年に書店で手に入れたものは「第5刷」でした……。
この本はロングセラーなので、地方の回転率の悪い書店では古い版がそのままになっている可能性があります。一度奥付をチェックしてみてくださいね!

exercise.xmlを読み込む

表示されている案内に従って、ドリルを読み込むには以下の操作を行います。(drill\exercise.xmlを読み込む場合)
    1. メニューの [ファイル > 開く] をクリック。
    2. drillをダブルクリックする。

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    3. exercise.xmlを選択し[開く]をクリック。

 

問題文が追加される

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これで、問題文が追加されました!

本を片手にどんどん問題を解いていきましょう!

 

次にSQUATを起動する時は

SQUATMacで起動するには、常にターミナルでコマンドを入力する必要があります。

自分のフォルダにあったコマンドをどこかにメモしておくと良いですね。

 

cd Documents/プログラム関係/SQUAT_APP/squat-1.0.1
java -cp data:squat.jar jp.towersquest.squat.Main

 

その他のSQLの初心者向け書籍

SQLの練習ができる本には、こんな本も。

スッキリわかるSQL入門 ドリル215問付き! スッキリわかるシリーズ

スッキリわかるSQL入門 ドリル215問付き! スッキリわかるシリーズ

 

スッキリわかるSQL入門 ドリル215問付き! | インプレス 

JAVAの本なども出ている「スッキリわかる〜」シリーズの初心者向け書籍です。
ドリル215問がついていて、こちらはWebサービス「dokoQL」を使って実際に打ち込み練習ができるようになっています。

dokoQL

↑書籍を買っていなくてもサイトを見ることはできるので、お試しで見てみると良いでしょう。

 

 

それでは、充実したSQL学習を!